「メディア定点調査」は、メディア環境研究所が2006年から実施している時系列分析が可能な定点観測調査です。メディア接触時間/メディアイメージ/デバイス所有/サービス利用/メディア意識・態度など多種多様な質問項目から、メディア生活全般の現状・変化・兆しをとらえることができます。

2010年から調査は4地区(東京・大阪・愛知・高知)で実施。

2010年の調査結果からは、

・メディア総接触時間: 347.9分(東京地区1日あたり/週平均)。
2008年(319.3分)→2009年(323.9分)→2010年(347.9分)と増加傾向

・性・年齢別の差異が、ますます拡大。
たとえば、携帯電話からのインターネット利用時間が女性10代の104.7分に対し、女性60代では、3.5分と年齢別の差が大きい

・PCを通じたインターネットは、接触時間、イメージともにテレビに肉薄。
とくに男性20代では、テレビの接触時間110.1分 < PCのネット接触時間140.3分と、テレビを30分も上回っている

・テレビのデジタル系のサービスは、順調に浸透。
地上デジタル放送 57.1%(2009年)→73.8%(2010年)
ワンセグ放送   41.6%(2009年) →55.5%(2010年)

といった特徴が見られました。 さらなる詳細は資料をダウンロードの上、ご覧ください。

※掲載している情報/見解、研究員や執筆者の所属/経歴/肩書などは掲載当時のものです。