「第2回定額制動画配信サービス市場構造調査」を実施

公開日: 2016年5月12日

メディア環境研究所 「第2回定額制動画配信サービス市場構造調査」を実施
利用者は微増、デバイスは「テレビ」スクリーンへシフト、夜時間での利用シーンが圧倒的

・定額制動画配信サービスの「利用者」と「利用意向者」を足し合わせた数値は前回調査の18.7%から20.9%となり、 「潜在利用者」は市場全体の約2割を占めるという大きな構造は変わらない。サービスの利用者は20代~50代の女性において増加、利用意向者では10代女性の上昇率が高い。

・サービスを利用するデバイスとして「テレビ」が34.7%から40.7%と増加し、「テレビ」スクリーンでの利用にシフトする動きがうまれている。

・サービス全般の利用シーンとしては、「夜、家でくつろいでいる時」が80.7%「寝る前、ふとんに入ってから」が27.8%と、夜時間における利用が圧倒的となった。

・定額制動画配信サービスに対する生活者の評価点として新たに「好きなシーンを何度でも繰り返し見られる」「同時に何作品も並行して見られる」「オリジナル作品の品質が高い」といった、実際のサービス利用者ならで
はの視点も台頭。

・利用者で「動画サービスは、コマーシャル(広告)は入るが、無料がよい」と回答した比率は前回調査から若干増加し、4割を越えた。