メディア環境18年の変化「メディア定点調査」を一般公開
2006年から18年にわたり毎年実施してまいりました生活者のメディア環境の変化をとらえる「メディア定点調査」を、一般公開(ダウンロード、二次利用可能)いたしましたので、お知らせいたします。
①メディア環境研究所の18年のメディア環境に関する資産を社会と共有
メディア環境研究所は、18年の長きにわたって蓄積してきた独自のメディア環境に関する知識・資産である「メディア定点調査」を、これからは“社会全体の知識・資産”にしていきたいと考え、一般公開を決定しました。今後、この「メディア定点調査」を、生活者とメディアの未来を展望する発想の源として、メディア・コンテンツに関わる事業・マーケティング・研究に携わられる方々ばかりでなく、社会のありとあらゆる領域の方々に、自由で多様な用途にお役立ていただきたいと考えています。より多くの皆様の視点で、さまざまな分野で社会をよりよくする活動の礎になれば幸いに存じます。
②時代の変遷に伴うメディア接触、意識、態度の変化から未来を展望
今回の一般公開では、過去18年分の回答値を全体・性別・年代別に一覧できる数表(集計データ)と、時系列グラフを自動で簡単に作成できるプログラムを、広く社会の皆様に向けてご提供します。数表とプログラムは、メディア環境研究所のウェブサイト(https://mekanken.com/)から、いつでもどなたでも自由にダウンロードしてお使いいただけます。
「メディア定点調査」の時系列データからは、生活者が各メディア(マス4媒体、PC、タブレット、携帯/スマホ)の接触時間とその合計(のべ時間)であるメディア総接触時間の時系列推移が直感的にわかります。また、生活者がメディア(マス4媒体やPC・携帯/スマホの6メディア)に対して抱く“価値”(イメージ)、生活者のメディアサービスや各種デバイスに対する認知/利用・所有/意向が時系列でわかります。時を追うにつれ上昇する接触時間、下降していく価値観、長い年月を経ても全く変化しない意識など、「メディア定点調査」の中には時代の変遷や生活者の意識、態度の変化が映し出されています。過去のデータから、次なる未来を展望することも可能です。「メディア定点調査」は、使う人によって多様な見方・使い方が可能です。
③主要項目の時系列グラフ画像も、「メディア定点調査」全体のマクロダウンロードも可能
今回のウェブサイトのリニューアルでは、「メディア定点調査」全体のマクロデータをダウンロードしていただき項目間比較をしていただくことはもちろん、主要項目の時系列グラフを簡単に画像としてダウンロードすることも可能となっています。詳細にデータ分析をされたい方も、気軽に画像データをSNSなどで利用されたい方も、ニーズにあった活用が可能です。
※引用の際には、「出典:(株)博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所「メディア定点調査2023」と記載してください。
※掲載している情報/見解、研究員や執筆者の所属/経歴/肩書などは掲載当時のものです。