第10回 メディア環境研究所フォーラム「Media Experience」開催・資料公開

公開日: 2013年12月17日

Media Experience
~今、生活者が求めるメディア体験とは~

一昨年、メディア環境研究所フォーラムでは「Media Spiral」というビジネス設計コンセプトを発表しました。これは、生活者のメディア接触時間が飽和傾向にあるにもかかわらずコンテンツが増え続ける中で、メディア・コンテンツの多面的、多層的なビジネス設計が大きなチャンスにつながることを示唆したものです。そしてこの2年、スマートデバイスやソーシャルメディアがより一般化した現在、メディア環境研究所では「Media Spiral」を生活者側から改めて捉え直してみよう、と考えました。

今年のテーマは「Media Experience」です。
生活者は、意識的あるいは無意識的に、メディアからもたらされる何らかの体験を期待して、日々様々なメディアと接触し続けています。生活者をメディアやコンテンツに駆り立てる原動力となっているMedia Experienceとは、いったいどのようなものでしょうか?そして、今後のメディアビジネスや広告コミュニケーションを考える上で、私たちはどんな体験を生活者に提供すべきでしょうか?

第10回目にあたる2013年のメディア環境研究所フォーラムは、12月3日に「有楽町朝日ホール」にて開催し、約500名のメディア関係者をお迎えし、定性調査や定量調査の結果や海外事例からメディア環境の変化を分析、皆さまとの共有化を行いました。