第12回 メディア環境研究所フォーラム「トランスフォームするメディアビジネス」開催・資料公開
トランスフォームするメディアビジネス 求められる3つのアクション
2015年、メディア環境の今後に大きく影響するであろう3つの変化がありました。
まず、生活者のメディア接触動向では、一日のメディア接触時間の383.7分のうち、スマートフォンや携帯電話、タブレットといったモバイルデバイスからの接触時間が1/4を占めるまでになりました。今、多くの広告主が、この生活者のモバイルシフトという変化に強い関心をよせています。
そして、動画ビジネスにもビッグニュースがとびこみました。この秋には、放送の見逃しプラットフォームがたちあがり、また、定額制の動画プラットフォームサービスも相次いでローンチ。放送だけでなく、ニュース報道や出版の世界でも、動画の導入が進んでいます。生活者と動画の関わりの変化を、多くのメディア関係者が注視しているのです。
さらに、毎日のニュースでは、IoTやAI、ロボットなどの新しいテクノロジーのトピックを目にしない日はありません。一見、メディアとは遠い関係にみえるこれらの変化もまた、これからのメディアビジネスに関わりがあるのではないかと、メディア環境研究所は考えました。
たくさんの変化が押し寄せる今、私たちはこれからのメディアビジネスをどのようなフレームで理解すべきでしょうか?また、その未来に向けて、私たちメディア事業のプレイヤーに求められるアクションとは何でしょうか?第12回メディア環境研究所フォーラムでは、「トランスフォームするメディアビジネス」と題して、メディアビジネスの大きな方向性について発表いたしました。